このお話は、元赤坂の社畜が嫁を探して佐渡島を一周した話 第1話の続きです。
二日目、北側ルートをとる
朝起きて、準備してチェックアウト。
とりあえず一周はしたいので、まず両津から南西にある佐和田という場所に向かう。
そこまでの道のりは想像していた以上に「街」だった。もっと、コンビニない、とかガソスタない、みたいな極限を想像していたのであった。
1時間もかからないくらいで佐和田に到着。
佐渡島一周作戦が始まった。
夫婦岩をバックに弾き語る
約15分も走ると、だんだんと「おー、島だ」感が出てくる。
県道45号線は佐渡島一周ができる唯一の道だ。左側を見ると本土が見える。
だんだん海沿いの岩石の山がたくさん見えるようになって来て、それが結構綺麗。
途中、割と大きな岩山が2つ並んでいるのを見つけて止まった。
その名も「夫婦岩」
私と夫婦岩です。
夫婦岩・・・
「元赤坂の社畜が嫁を探して佐渡島を一周した話」
聞いてください、「嫁 404」
とりあえず行っておこう、佐渡金山
佐渡といえば佐渡金山である。
戦国時代に有名戦国武将である上杉謙信の金脈となったイメージがあるが実はそうではない。ちゃんと金を採掘するようになったのは江戸時代からである。
そもそも佐渡島を攻略したのはその後上杉家を引き継いだ上杉景勝である。
45号線の道案内通りに走れば普通に着きます。
行ったのが平日ということもあり、駐車場はかなり空いていた。
というわけでチケット購入していざ金山の坑道へ。
コースが2コースあるらしく、
明治期の坑道が見られる「道遊坑」コースが900円
江戸時代の坑道が見られる「宗太夫坑」コースが900円
両方回る場合は大人1400円
「道遊坑⇒宗太夫坑がお薦め」と公式HPにかかれているので両方コースチケットを買った。
おおおおおおおお、洞窟感パネェ!!
おおおお!!
あ、出口だ
あ、もうおわりなんだ。という印象でした。道遊坑。
実は他にもいろいろ機材とか坑道の分かれ道や、当時使われていた機材の展示施設があったりするのですが、それは自分で見たほうがいいです。理系ならちょっと興奮します。
それでも20分もかからないくらいで見終わったので、続いて江戸時代の坑道「宗太夫坑」に入ります。
この時点で気づいたのですが、受付のお姉さんがめちゃくちゃ美人です。
ここから当時の様子を再現してくれるロボット?さん達がたくさん出るようになります。
セリフつきのやつもいます。わりとリアルに動きます。
うん、結構こわいです。この写真を撮ってる最中に手前の人形がいきなりこっちを向いたのでクソドキッとしました。
即座にその場を離れました。
だいたい30分くらいです。他にもたくさんロボットさんがいます。それぞれどんな役割をしていたのかとか、どういう意味があるのか、何をいじっていてそれはどこで発明されたか、などなど、見ものがたくさんありました。個人的な感想だとあそこのロボットが結構怖いです。
そのまま進んでいくと、金を掘っていた頃を解説する博物館があります。
金の延べ棒を取ってみるチャレンジがありました。
ここで九州らしき方言をしゃべるお兄さんに絡まれて、仕方なくチャレンジします。
無理です。物理的に無理です。大人の男の腕周りではほぼ不可能です。穴がそもそもそうなってる。
取れても、その金の延べ棒がもらえるわけではなく、おみやげ的ななにかをもらえるらしい。
知恵を働かせる気もなくなり、開始10秒でやめた。
金の延べ棒、そもそも重すぎでは?というのが第一印象。たしかに子供や女性の腕と手ならなんとか出せそうである。だがクソ重い。
男が取り口まで運んで女性の指でそのまま引っ張れば行けるが、いかんせん嫁がいない。
中学生の時に理科の先生が言ってた「金は本当に重いんだよ」というのを思い出して、ああ本当だったんだな、と確認できたのがよかったです。
あと受付のお姉さんかわいいです
長き旅路、宿確保、海府荘へ
佐渡金山を去って、延々と走る。
走る。
走る。
And走る。
一周210キロとは聞いていたが、そもそも100キロ走ったら実家から東京まで行ける。
途中で眠くなったので地元のスーパーにバイクを留めて宿検索。
電話一撃で海府荘というよさ気な宿を確保。
その時の心境
さすが新潟!伊豆とはちがうぜ・・・!!
おひとりさまOKだからな!!
そのスーパーから15分くらい走ると海府荘がある。
大人素泊まり5000円+消費税。
海府荘、ワンちゃん散歩できます
海府荘はトンネルに挟まれたところにあった。
到着すると紛らわしい2差路がありますが、右に行ってください。左は民家です。(引っかかったのです)
手続きを済まして宿を探検すると、「犬の散歩できます」的な張り紙が。
ジャック君です。甲斐犬とゴールデンリトリバーのハーフだそう。
とても人懐っこく、まったく吠えません。看板犬です。
実際に触っても特に吠えられることも噛まれることもなく、興味津々で匂いをかいできます。
そんなジャック君の散歩をしてみました。
実家で犬を飼っているので多少犬の散歩にはなれていますが、ゴールデンリトリバーの血を引くジャック、いかんせんでデカイ。
ものすごい力
です。散歩してるんじゃなくて散歩されてます。
「ジャック、俺は海が見たいんだ!」
と叫ぶと、何かを察したような表情で港まで誘導してくれました。
かなり賢い犬です。
ギタレレで弾き語りながら寝る
宿にもどり、買ってきた食料を食べた。
まあ他少の酒はいいだろうということで自販機があるのでそこで買う。
といってもチューハイだけど。
その酒を飲みながら、日本海を眺めていたら、とても叙情的な気分になった。
ギタレレを持ちだして、弾き語った。
平川地一丁目の「とうきょう」
佐渡島にゆかりあるアーティストの曲を歌い終えて、そのまま寝袋にもぐりこんだのである(ちゃんと布団あります)
以上、元赤坂の社畜が嫁を探して佐渡島を一周した話 第1話の続き第2話でした。
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