ITエンジニアは気をつけるべき「VDT症候群」| ディスプレイ作業は見直した方がいい

ITエンジニアをしていると、「真っ黒な画面に流れ続ける白い文字列」のログを追いかけることが、仕事の割合の多くを占めることがあると思います。

そんな作業が当たり前の昨今、やっぱり精神的な影響を受けて体調(不眠症、倦怠感、偏頭痛、めまい…etc)を崩して通院する人がいるのも事実。。。
自分も不眠な日々を過ごして通院した中で、ある日常的に向き合う作業環境の一つ、「液晶ディスプレイの使い方」が他人と違うことに気づきました。

実はディスプレイ作業の仕方のひとつが、「VDT症候群」と呼ばれる身体症状を引き起こす要因であることを知りました。

VDT症候群 とは

タイトルにもある「VDT症候群」とは、長時間のVDT作業によって引き起こされる目、身体、心に現れる一群の症状をいいます。

VDTとは、Visual Display Terminalの略。
いわゆるPC画面やスマホ画面、その他ディスプレイを指します。
とにかく、今や日常作業と化したスマホ画面を覗き込むこと、パソコンの画面などブルーライトを発光するディスプレイを眺めて行う作業をまとめて「VDT作業」と総称するようです。

例えば、今このブログを書いている作業もそれに該当します(なので、こまめに休みながら書いている)。

ちなみに厚生労働省のページにも具体的な解説があります。

VDT作業 | 厚生労働省 職場のあんぜんサイト

このVDT作業を適正な範囲を超えて行うと、「VDT症候群」と呼ばれる眼をはじめとした、様々な身体症状が出ます。

日比野佐和子先生の著書「目にそれ、やっちゃダメ!」という書籍で紹介されている限りでいうと 「IT眼球」、「テクノストレス眼症」とも呼ばれるようです。

症状は人それぞれ、としか説明できないようですが、

  • ドライアイ、眼精疲労、視力低下(目の症状)
  • 首、肩こりの慢性化、だるさ、などetc(身体の症状)
  • 不眠症状、不安症状、めまい、抑うつ症状など人によってそれぞれ(心の症状)

残念ながら、というか恥ずかしながら、、、これら全てを網羅しました(笑)

私も最初は眼精疲労(眼の奥が痛くなる症状)で眼が痛すぎて眠れなくなり、そこから悪循環がスタート・・・1週間の不眠から前後不覚状態に陥って見事(?)にドクターストップまで行ったことがありました。

思い出せば、かなり恥ずかしい黒歴史です(´・ω・`)

もし、「最近、眼の奥痛くて寝付けないな・・・」と思ったら今すぐにでもディスプレイを切って、すぐに眼科に向かうことをおすすめします(笑)


VDT症候群への対策 ディスプレイ環境の見直し

実はVDT症候群の対策方法の中に、

ディスプレイは、その画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにする

という対策があります。

理由としては、見上げる姿勢が眼の疲れを増加させることにあるようです。その他、

  • 眼が疲れた時にすぐ上に視線を向ければブルーライトの照射時間を減らすことができる

というのも理由の一つになるのではないかと思います。

そのほかにも

  • 椅子に深く腰をかけてしっかり背もたれに当て、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とする
  • 40cm以上の視距離が確保できるようにする

健康の森/VDT症候群より

また、画面が光を反射するグレアディスプレイの場合にも過剰なブルーライトを受けるので、ディスプレイにアンチグレアフィルムを貼るのも有効な手段だそうです。

他にも、意識的にまばたきををしてみる、などの工夫で症状の悪化を防ぐことができるかもしれません。
詳しくは眼科の先生に聞いてみて下さい!!

割と見落とされがちかもしれませんが、厚生労働省でも公式にガイドラインを示しています。

新VDT作業ガイドラインのポイント | 厚生労働省 東京労働局
このガイドラインがどこまで実施まで行っているかは疑問が残りますが・・・

自分の作業環境は・・・

私の拡張ディスプレイスタイルはこんな感じでした。


目を上下に動かして仕事するスタイル。
ディスプレイの上辺は自分の目線より上、部屋の照明を反射するグレア液晶・・・。

仕事でも5年くらいこれを続けてきました(笑)

社会人になってからというもの、拡張ディスプレイが貸与・支給されれば、必ず
「開発端末を下、拡張ディスプレイを上」という配置。

もはや長年のクセでそうしてきました(笑)
今日をもってそれ辞めることを決意。

IT業界でエンジニアをしている以上、作業環境にも気を配るべき

これまで何度か体調を崩し、不眠症を起こしたり、謎の倦怠感、不安感、原因不明の頭痛に悩まされてきた経験がありました。
そして先日、病院で担当してくれた医師に

「VDT症候群も考えられるから、あなたは特に気をつけた方がいい。IT業界で働き続けたいなら特に気をつけなさい」

と言われたのがキッカケでこの症候群について調べてみた次第です。

仕事をしている以上ストレスは普通ですし、ある程度は適応力が必要だということは当然です。まして自己管理ができないとなると社会的に白い眼で見られます。ストレスなんて普段の生活からも、否応なく降り掛かって来るものです。

働き方、食生活、生活習慣、プライベートでの大きな変化・・・etc…

そんなストレス社会を生きぬくのも結構難しいといえば難しいのですが、
作業環境に気を配るのも自己管理の一つなんだなぁ、と、今回この症状を調べていて感じました。

特にこのIT/Web業界はPC画面を見るのが主な作業になるので、少しでもストレス要因を減らしていきたいものです。
私のような無茶するITエンジニアを少しでも減らす and 自戒/振り返りの意味を込めて一筆したためてみた次第でした。

参考資料

佐和子先生(*´Д`)ハァハァ

コメントを残す