根強いJetpackプラグインのパブリサイズ共有機能、Twitter連携でTwitterカードの投稿ができない問題について、ついに別のアプローチを試してみる。
ここまでくれば意地でも別プラグインを使わずにTwitterカード投稿してやる
外部サービスである、IFTTTを使うことにした。
IFTTT とは
IFTTTとは”If this then that”というように「もし、〜したら〜する」といったサービスで、
例えば「Instagramに投稿したら、Facebookにも投稿する」とか、「WordPressに投稿したらTwitterにも投稿する」といった感じで、各Webサービス間の連携用のプラットフォームです。連携できるサービスは数あまたあり、日本では流行っていないWhat’s upやPinterst、などなど各Webサービスが対応しています。
思えば結構前に話題になって、それからというもの自分は一切触ったことがなかったので、この機会にIFTTTアカウントを作りました。
WebだけでなくiOSアプリもAndroidアプリもあるようなので、出先でPCがなくても管理できます。
今回は初めてなのでとりあえずWeb版で説明していこうと思います。
IFTTTでWordPressに投稿したらTwitterにも投稿する設定
まず上記URLより、IFTTT用のアカウントを作ってください。GoogleアカウントでもFacebookアカウントでもそれらのアカウント情報を使って気軽にアカウントが作れるようになっています。既に持っている方は不要な手順です。
続いて、ログインが完了したら、
「MyApplets」→「New Applet」とクリックして進んでいきましょう。
この画像の通り、「+This」を選択してください。Thisには、何らかのイベントの発火点となるようなwebサービスを追加します。
Thisを選択したあと膨大な数のWebサービスが出てくるのでSearch(検索ボックス)でWordPressと打ち込んだ方が良いです。まじですごいスクロールして探す羽目になります。それでWordPressを選択してください。
まずIFTTTとWordPressを接続させます。Connectをクリック。
ここに自身の、または追加したいWordPressサイトのURLを入力し、そのWordPressで使っているUsername,Passwordを入力していきます。
注意:ロリポップレンタルサーバーの場合
筆者のWordPressサイトはロリポップレンタルサーバーに載っかっている(正直どこかへ引っ越したい)のですが、IFTTTとWordPressサイトを接続しようとすると、エラーとなって先に進めなくなります。
この場合、ロリポップのユーザー専用ページに行き、セキュリティ→海外アタックガードを選択。
一時的に対象のドメインに対する海外アタックガードを無効化します。こうしないとIFTTTからロリポップレンタルサーバーに載っているWordPressサイトに接続ができません。
あくまで一時的にですよ!!
こうすると、自分のWordPressサイトがIFTTTに認識されます。
IFTTTと連携させたいWordPressサイトが登録できたら、次は、「WordPressに投稿されたら何をするか」を選択します。
今回の場合ですと、Twitterカード投稿をしたいだけですので、Twitterを選びます。
Post a tweetを選択。
そうすると、スクショ取り忘れたのですが、Twitterに遷移して認証を求められますので承認してください。
デフォルトだとPostTitleとPostUrlしかないのですが、”add ingredient”(ingredient:成分)をクリックすると他にいくつか投稿に含める内容を選べます。筆者はとりあえず、PostImageUrlを追加しました。(まだテストしてないのでどんな画像が出るのか楽しみですが)
他に
- TagsAndCategories
- PostContent
- PostPublished
などの選択肢が出てきます。それぞれどんな挙動になるか見てみたいですが、今回は一旦放置。
“Create action”を押してください。
結果:うごいた!!
動いた!!Jetpackによるパブリサイズ共有によるクソツイートに遅れること約5分で、IFTTT経由でTwitterカードの投稿が生成されました。ちょっとラグがあるみたいですね。
- PostImageUrl
は、アイキャッチ画像へと遷移するだけで無用だったなと、思いました。
TagsAndCategoriesを設定するとどうなる?(2019/09/07追記)
「次は”TagsAndCategories”を入れるとどんな挙動をするか試してみたいですね。」と言ってからTagsAndCategoriesを設定した時の動作を見てみたのですが、大したことはなかったです。
このようにWordPress側で設定したカテゴリやタグがハッシュタグ形式でなく、コロン区切りで排出されるだけのようです。
上の画像では「Android」というカテゴリと「Google Chrome」と「スマホ」というタグを記事に設定したものです。
ハッシュタグ形式で出てくれればいいものの、このようにキーワード形式で排出されるだけのようです。
あと、最大3つしか排出されないようです。
まあただ記事URLを投稿するだけだと、どんな内容の記事なのか分かりづらいので、ひと目見た時にだいたいどんな感じのことが書かれているのかを読み手に伝えるヒントにはなりそうですね。
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