【信濃病院】3/23-24 初の外泊訓練【入院日記】

外泊訓練にて上田城を訪問健康

先日の3/23と24日にかけて初の外泊訓練でした。

22日に同棲してる彼女が、東京からはるばる信濃病院までやってきてくれて、院長先生、臨床心理士含めた家族面談を行いました。入籍していないので家族というべきかは分かりませんが、とにかく僕が大事に思っている人です。僕がピンチの時にいつも助けてくれて、本当に感謝に絶えない彼女。
僕も元気にならなければ!と思います。

昨日の夜なかなか寝付けずに結局睡眠導入剤ネルボンに頼りました。そのせいか朝からやっぱり身体が重くて、朝のラジオ体操を終えても眠い。。。

看護師さんに外泊時用の薬をもらい、いざ出発。気温1度と寒い中、滋野駅までテクテク。だいたい30分くらいなのですが、延々と続く坂道を彼女はキャリーバッグ転がしながら登って信濃病院まで来てくれたと思うと、有難い人だなぁとしみじみ。

外泊訓練@上田市

滋野駅から上田駅まで12分間、「酒、マジで飲まずにすごせるだろうか・・・」という不安がありました。
9:58に上田駅に着くと彼女と合流。上田駅のお城口を降りて、ホテルサンルート上田(2019年3月26日より相鉄フレッサインに改名)へ。
あいにくの曇りの天気+気温も最高気温10度以下の寒いなか、合流。

外泊訓練にて上田城を訪問
荷物を預け、彼女と二人でまずは上田城へ。

僕はかつて2年前の一人バイク旅で上田城を訪れており、その時はちょうど桜まつり+大河ドラマ「真田丸」がやっていて、大盛り上がりの上田城を訪れたことがありました。その時はノンアルコールビールを飲みながら散りゆく桜と、屋台のたこ焼きを楽しんだ記憶があります。
また確定申告をe-Taxでやるために上田市税務署に来た際にも一応上田城を見学しました。

そのときの記事は東京のIT社畜がアル中になって入院してみた 信濃病院編13 〜はじめての外出〜にて書きました。
今回で3度目の上田城、土日のわりには寒さのせいか人も少なげでした。彼女に上田城について知っていることをあれこれ解説したりしていました。

また、城跡公園内の真田神社で500円の絵馬を買い、

「アルコール依存症完治!!アルコールコントロール障害完治!!」

と力強く書いて絵馬を飾りました。500円の願いは大きいはず!!

「アルコール依存症に完治はない」と言われますが、僕はあえて、完治!!という言葉を使ってみました。
それはアルコールに支配されていた自分を断ち切り、逆に自分がアルコールをコントロールして、「飲まないでいることだってできる」という意味合いも込めてそう書きました。そう、別にアルコールを飲まなければ身体や心にダメージはないのです。完治しない、と決めつけない方が僕にとってポジティブな気がするっていうのもありました。

上田城の水堀

その後は彼女がピックアップしたパン屋(彼女、パンマイスターなんです)を巡り、おしゃれなそば屋昼食にして、昼食後のおくすりを飲みました。
外泊訓練でも昼の薬、レグテクトは必須です!!

悪運を裁ち、良運を呼び寄せる!!運の石

上田市街をテクテクと散歩し、彼女に「良い運を呼び寄せる石があるらしい」ということで、その石のもとへ。

上田市街にある運の石
パワースポットとして有名らしいです。
この2,3年続いてきた不幸な出来事の連続や、アルコール依存症、急性膵炎を患ったことなどの悪運を払い、これからの人生が良いものになるように左右に撫で回しました。その運の石はよく撫でられてきたのか、光沢を放っていました。

運の石のゆらいについては

この海野町の市の神「高市神社」の御神体は丸々とした石。真田昌幸公が上田城築城の折に海野郷(現東御市本海野)より海野町を移築しました。その折、海野郷に祀られております白鳥神社より霊力宿る石を授かりました。これをお祀りしたのが、この神社の御神体の霊石です。御神体には、直接触れていただく事はできませんので、この度真田昌幸公、幸村公の雌伏の地・高野山の麓、和歌山県・九度山より縁ある神石をお移しし、「運の石」としてお祀りしました。
運の石のなで方は、右から左へ(陽の東から陰の西へ)なでれば悪運を払い、左から右へ(陰の西から陽の東へ)なでれば良運が開け輝かしい未来が約束されると云われています。

というわけで右から左へ、左から右へと撫で回しました。

インドカレーとナンをテイクアウトしてホテルで夕食

ホテル近くのインド料理屋でカレーとナンをテイクアウトしました。そしてそれを食べながらテレビを楽しみました。
僕がアルコールにおぼれてからの半年間、ほとんど彼女と一緒にテレビを楽しんだことがなかったのですが、本当に久々に、一緒にテレビを見て楽しんでいる自分に気づきました。もう5ヶ月は差し掛かろうかという入院生活の日々を振り返ると、パートナーとこうした落ち着いた時間を過ごせるということは本当に幸せなことなんだな、としみじみ。。。


ウィルキンソンの良さに気づく

ホテルで飲み物を買おうと思い、自販機の前に立つと予想どおり、ビールとチューハイが販売されていました。
ビールとチューハイには興味がわかなかったし、アルコール絶ちをしているというのもあり、適当にスカッとするコーラなんかを求めていたのですが、なかったです。

なんか炭酸系でスカッとしたいなぁと思った僕はウィルキンソンを買いました。

それがタバコに合う合う!!(タバコもいずれやめねば・・・と思いますが)

2年前に横須賀で友達と3ヶ月だけルームシェアをしていましたが、その時ウィルキンソンやダイエットコーラが大量に冷やされていた理由がなんとなくわかりました。僕の友達も喫煙者なのですが、なるほど確かに炭酸とタバコは、口寂しさをごまかすのに合う。

これなら、コンビニ前でハイボール飲んでタバコを吸っていた時に比べたらアルコールがないだけ遥かにマシな良い時間です。
僕はその後各種炭酸水を試し買いしてました。
レモン味の炭酸水か、ウィルキンソンが一番妥当だろうという結論に達しました。

LEMON THE TANSANは信濃病院の自販機にもある

LEMON THE TANSANは信濃病院の自販機にもある

退院して、仕事について安定したらウィルキンソンのアマゾンダッシュボタンを買おうと思った瞬間でもあります。

24日朝、謎の動悸で不安になる

翌日の24日の朝、目覚めてタバコを吸いに一階に降りたりしているうちに気づいたのは、
心のざわつき。

なぜかは分からないが、動悸が激しい。
彼女の心音は「ドクン、ドクン、ドクン」と落ち着いているのに対して、
僕の心音は「ドクドクドクドクドク」といった感じ。

今日臨床心理士の方に相談してみたら、「朝は自律神経が活発になってくるからその影響もあってドキドキしちゃうんじゃないかな」ということ。
とりあえずその場では身体感覚マインドフルネスを行って気分が落ち着くのを待ちました。
食欲はぜんぜんなかったのですが、前日の余ったナンを朝食として無理やり食べて、朝食後の薬を飲みました。

その後チェックアウトして千曲川の方へと、特に目的もなく行きました。

特に意味もなく、千曲川のほとりへ

千曲川と別所線
外泊予定計画には、「上田市街観光」とだけ書いてあったのですが、釣り好きで川好きの私は彼女を連れてとりあえず千曲川のほとりへ行きました。
そこで、過去の祖父祖母とともに千曲川で遊んだことを思い出したり、川辺に大の字になって寝そべって、日光浴をしました。
「セロトニン出てこいセロトニン出てこい」と言いながら。

そこで彼女と今後の生き方についてなんとなく話してみたりしました。


昼食はオシャレなお店でサンドイッチで

上田市で女性に人気?Cafe-bosso
彼女がリサーチした結果、人気の高いらしいCafe bossoというお店でチキンサンドと美味しいサラダとスープをいただきました。

上田市内、cafe bossoでオシャレな昼食
店員さんは一名だったので、結構たいへんそうでした。客層は若い女性が多かったです。高校の先生の話をしている子もいたからティーンズにもオシャレなお店として認知されているのかもしれません。

上田市のアリオでお土産を買う

彼女が「イトーヨーカドーに行きたい」と言い出したので、まあ何はともあれお土産を買わせなあかんと思い、ついていきました。
その間も酒類コーナーが目に付きましたが、特に飲みたいと思わず。
彼女も「こっちは君に見せられない」といって身体を貼って視線を覆ってくれましたが。

ただ、炭酸水だけを購入して帰路に着くことにしました。

無事、ノーアルコールで信濃病院に帰院

上田駅前、真田幸村公の像

僕はしなの鉄道で再び上田駅から滋野駅へ。
分かれ際「僕もこのまま一緒に東京に帰りたい・・・」と言ってみましたが、「もう少しじゃん!がんばって」と言われ、送り出されました。
彼女は上田駅から高速バスで池袋駅経由で帰りました。

何もない坂道を延々と歩くこと三十分、やっと信濃病院に到着。

途中にある墓石や祠に「昨日も、今日も一日酒を飲まずに終えられました、ありがとうございます」と心の中でつぶやき、手を合わせながら帰ってきました。

ノンアルコールで過ごせたことに加え、ワイパックスやデパスなどの安定剤に頼らずに過ごせたことは大きな成果だったと思います。
また、信濃病院やこれまでの人生で学んできた「マインドフルネス」で心を落ち着けることで、心のざわつきの対処をできたことも評価できると思います。

帰院すると、どういうふうに過ごしたかインタビューを受けました。
特に飲酒を疑われることなく、「お疲れ様でした」と言われて、初の外泊訓練を終えることができました。

久里浜医療センターでは3度の飲酒で強制退院となったため、人生初、アルコール依存症治療における外泊訓練を無事に終えることができました。
また、今度は実際に生活する東京の方でも一度外泊訓練を行った方が良い、という話をドクターからされているので、次の外泊訓練日程をいつに定めるかが悩ましいところです。

まだ一人になって、飲まずにいる自信はちょっと足りない気がします。

以上、初の外泊訓練は成功だったよ記録でした。


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